矯正歯科
小さなお子様の歯並びが心配なお母様、お父様へ
歯列育形成は3~4歳頃から始めると理想的です。
3~4歳の頃はまだ乳歯だけで永久歯は生えていません。
しかし主な永久歯は歯冠(歯の頭の部分)が作られ始めているので、X線ではっきりとみることができるのです。
これと口腔内の状況や現在の乳歯の咬み合わせを一緒にみると、将来のお子様の永久歯の歯並びについてかなりの程度予測できます。

例えば将来の歯並びが出っ歯になることはないか?受け口になるのではないか?永久歯が並びきらないで重なってしまうのではないか?永久歯の歯の数が足りないのではないか?これらについては早く対処を始めれば心配を解決できるようにシステムが開発されています。但し全身的な特殊な疾患がある場合には完全には対処が行えないこともあります。
歯列育形成によって正しい咬み合わせになると優れた運動機能、優れた精神発達が期待できますが、更に歯列育形成を行った子は良い形のアゴで美しい唇になっていることが特徴です。なぜかというと低年齢のうちにアゴの骨の形を標準形にして、またアゴのズレも治してしまうので、その状態から発育していくからです。
ホワイトニング
左下犬歯が先天的に欠損している症例です。40代になってから乳犬歯が揺れてきたので、抜歯することになりました。
前歯のすき間が気になるとのことで、小矯正を行なうことになりました。

上下の歯が、しっかり噛んでいる状態では歯を動かすことが難しいので、透明な装置(バイトアップシート)を使い、一時的に噛み合わせを上げました。

この装置を着用すると、シートの厚みが邪魔をして上下の前歯がすいた状態になります。

前歯には、歯を動かすための小矯正用装置(MTMシート)を着用します。

3ヵ月ほど使用していただくと、歯が動き前歯のすき間がなくなりました。

歯は、元の位置に戻ろうと後戻りをしますので、歯と歯の間を樹脂で固定を行ないました。

その後、左下の犬歯のところにインプラントを植えてカブセが入りました。

フルアーチ

10歳の女の子です。上の歯です。
犬歯が生えるスペースがなく、外に生えています。

下の歯です。
左下の犬歯が生えるスペースがなく、外にはみ出して生えています。

咬み合わせた状態です。
全て永久歯です。

左右上下の奥歯の永久歯を1本ずつ抜いて、できたスペースに歯を動かします。
下の歯の装置をつけた状態です。

上下装置をつけた状態です。
外に生えた犬歯も中に入ってきています。

初診から2年5ヶ月後です。上の歯です。
犬歯もきれいに並びました。

下の歯です。
歯を抜いたスペースもきれいに埋まりました。

咬み合わせた状態です。
歯列育成

8歳の女の子です。上の歯です。
永久歯は真ん中2本と6歳臼歯2本、左右両側に1本ずつ生えかけてきています。

下の歯です。
永久歯は真ん中2本と6歳臼歯2本、左右両側に1本ずつ生えるスペースがないので、中側に生えかけてきています。

咬み合わせた状態です。
他の歯も生え変わると乳歯より大きい永久歯が入るスペースがなく、歯並びは悪くなると考えられます。
永久歯が生えるタイミングに合わせて、きれいに並ぶ様奥歯を抜いてスペースをつくります。

初診から3年目です。上の歯です。
全て永久歯に生え変わりました。永久歯を2本抜きました。

下の歯です。
全て永久歯です。永久歯を2本抜きましたが、歯を抜いたスペースにきれいに並びました。

咬み合わせた状態です。
前から見ても歯並びは悪くありません。




