いびき 睡眠時無呼吸症候群
いびきとは
いびき"は空気の通り道である上気道が何らかの原因で一時的に狭くなることによって起こります

いびき"は空気の通り道である上気道が何らかの原因で一時的に狭くなることによって起こる現象です。(丸の中をポイントで指す)
睡眠中、成人の5~20%が"いびき"をしていますが、そのうちの、10~20%の人には重篤な病である「睡眠時無呼吸症候群」の危険性があると言われています。
一つ目は、飲酒。アルコールによって、鼻腔の粘膜にうっ血が起こったり、筋肉が弛緩して仰向けになると舌が落ちこんで気道が閉塞されるため、いびきがでることがあります。
次は、肥満。脂肪が上気道につき、空気の通り道が狭くなるためにいびきがでることがあります。
次は、鼻や、副鼻腔といって、上あごの骨の中にある空洞に病気がある場合にも、鼻がつまりやすくなるため、いびきが出やすくなります。
その他には、口蓋垂(いわゆるのどちんこ)が大きかったり、扁桃腺やアデノイドがはれたり、舌が大きかったり、軟口蓋が大きいと上気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。
どうして、いびきがお口に悪影響を及ぼすのかと申しますと。
口による呼吸のため、口の中が乾燥し、歯ぐきが角化し、それにより歯周炎を引き起こし、歯槽膿漏や口臭、むし歯などが起こります。
治療法1(鼻CPAP療法)
それではどのように治療して行けば良いのでしょうか。
いびき専門病院や耳鼻科医院・病院の指示で、睡眠中に特殊器械を使って鼻から空気を送り込み、上気道の閉鎖・狭窄を防ぐ装(CPAP)です。これを使った療法です。約100%の効果のようです。

治療法2(咽頭手術療法)



- 1.口蓋扁桃
- 2.後口蓋弓
- 3.口蓋垂


軽度のいびきなら口蓋扁桃の除去手術となりますが、中程度以上になりますと口蓋扁桃と後口蓋弓や口蓋垂の除去手術となる場合があります。
治療法1(鼻CPAP療法)

スリープスプリントのメカニズム
■正常な場合
気道は十分に開いている。

■睡眠呼吸障害
肥満で舌が大きくなったり、筋力の低下で舌が落ち込みやすくなると、舌が気道をふさぎ呼吸を妨げ、いびきをかく。

■スリープスプリントを入れると
スリープスプリントは舌を持ち上げ気道を広げ、呼吸がしやすくなり、
いびきをかかなくなる。

次に歯科の範囲では、この装具はボクシングやラグビー選手が使っているマウスピースに似た装置で、下あごを少し前方に突き出して咬むように設計したものです。これを口の中に装着して寝ます。これにより咽頭部・上気道が広がり、空気の通りがすごくよくなります。結果、イビキも軽減します。
中等症以下の「睡眠時無呼吸症候群」または「いびき」の方が適応となります。しかし、重症の方でも鼻CPAPに劣らないほどの効果がある場合もあります。
このマウスピース療法を行う場合には、まず「いびき」専門の医院や耳鼻咽喉科医院で診察してから、歯科医院へ来院下さい。
いろいろな原因がありますので専門医の診査・診断が必要です。
ご自宅でできる方法として、寝るときに横向きになって寝ると、気管に圧迫が少なく、いびきをかきにくくなります。
いびきはいろいろな原因でおこる場合がありますので、歯科医院だけでなく、耳鼻咽喉科の連携による治療が必要となってきます。
Q.スリープスプリントってどんな治療ですか?
A. 寝るときに下の顎を少し前方に突き出させるように工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。この装置を入れることで、のどの気道(空気の通り道)がひろがって、いびきや無呼吸がなくなるのです。
正常な場合

いびき症

スリープスプリントを入れると

Q.スリープスプリント治療の長所は?
A. お口の中に入るほどの大きさですから、出張や旅行に携帯することができます。丈夫なプラスチック加工ですから、何年もご使用になれます。
Q.スリープスプリント治療を受けられない人は?
A. 歯を固定源にしますので、残ってる歯が少ない人(上下で20本未満)にはできません。
また、重度の方では効果が見られない場合があります。このような方には別の方法が良いと思われますので、専門病院へご紹介します。
Q.スリープスプリント治療は保険でできますか?
A. 耳鼻科での検査など、一定の条件を満たせば保険がききます。詳細は一度受診されてご相談下さい。



